ランニング ランニングと新型コロナ 学会などの仕事が入っていない日曜日は、極力論文を読まないようにしている。でも、ランナーズonline から興味深いデータが紹介されてきたので少し調べてみた。 ランニングがコロナ重症率を低下させる!? ランナーズ5月号に掲載の記事 ついに... 2022.04.03 ランニング医学・医療教授室の窓から
医学・医療 超音波による胎児形態の標準的評価法 ようやくたどり着いた長い道のり 妊婦健診で受診される妊婦さんやそのご家族は、胎児の超音波検査をうけて胎児の病気をチェックしてもらうのが当たり前と思われている方が多いでしょう。しかし、妊婦健診には健康保険が適用されないため、自費診療の扱いに... 2022.03.30 医学・医療教授室の窓から
教授室の窓から 桜の季節に多様性を考えてみた 春になると東邦大学医学部・東邦大学医療センター大森病院の周りは桜の花に包まれます。今年も3月中旬から、東邦医大通りに植えられた陽光桜がピンク色の花を咲かせ、そして3月下旬には東邦大学医学部正門のソメイヨシノ(染井吉野)が陽光桜とは違った淡... 2022.03.29 教授室の窓から
教授室の窓から ポリフェノールと胎児動脈管との関係 最近、少し気になることがあったのでざっと論文を調べてみました きっかけは、「超音波検査で胎児の動脈管が細いかも」という相談でした確かに、肺動脈から胸部大動脈につながる動脈管が細くなっていました 出生後に閉じるはずの動脈管が胎児期に閉じるこ... 2022.01.21 教授室の窓から
学会・研究会 第18回日本胎児治療学会 2年ぶりの開催 日本胎児治療学会の年次学術集会が2年ぶりに開催された。吉澤穣治会長(昭和大学江東豊洲病院こどもセンター小児外科)のご尽力で、2022年12月11,12日の二日間に渡り、東京都品川区の昭和大学上条記念館で、現地会場とウェブ参... 2021.12.12 学会・研究会
教授室の窓から 海外留学や国際学会のための英語学習の一歩 海外留学での大失敗 米国フロリダ州に海外留学したのはもう19年前になる。思えば、大失敗以外のなにものでもなかった「何を言っているのか、わからない」「どう伝えていいのか、わからない」路頭に迷い、家族を不安にさせた日々がそれでも今では懐かしい... 2021.06.24 教授室の窓から
読書 「ヒトの目、驚異の進化 視覚革命が文明を生んだ」(マーク・チャンギージー):人の視覚の進化と特徴についての研究 人は様々な色を目にするし、きれいな服を着飾り、色鮮やかな花を愛で、夕暮れの美しさにはかなさを感じ、料理の色合いに食欲をそそられる。しかし、ヒトの目はそれらを区別するために進化したのではなく、肌を通じて血液中の酸素濃度の違いやヘモグロビン... 2020.08.01 読書
読書 「隔離の島」ル・クレジオ:天然痘による隔離 フランスのノーベル賞作家ル・クレジオの作品。原題は「La Quarantaine」で、英語だとquarantine。ラテン語の数詞 "quadrāgēsimus" から派生した語句らしい。病気からの「検疫・隔離」を意味する言葉で、日本で... 2020.07.24 読書
教授室の窓から 死への怖れ-つれづれなるままに 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は様々の影響を与えているが、私からすれば目に余るのが、医療従事者や感染者やその周囲の人々への差別的発言である。どうして人はそんなにも無遠慮なことが言えるのか、自分が感染したときに結局は関わらざる... 2020.05.31 教授室の窓から