学会・研究会 第18回日本胎児治療学会 2年ぶりの開催 日本胎児治療学会の年次学術集会が2年ぶりに開催された。吉澤穣治会長(昭和大学江東豊洲病院こどもセンター小児外科)のご尽力で、2022年12月11,12日の二日間に渡り、東京都品川区の昭和大学上条記念館で、現地会場とウェブ参加... 2021.12.12 学会・研究会
教授室の窓から 海外留学や国際学会のための英語学習の一歩 海外留学での大失敗 米国フロリダ州に海外留学したのはもう19年前になる。思えば、大失敗以外のなにものでもなかった「何を言っているのか、わからない」「どう伝えていいのか、わからない」路頭に迷い、家族を不安にさせた日々がそれでも今では懐かしい。... 2021.06.24 教授室の窓から
読書 「ヒトの目、驚異の進化 視覚革命が文明を生んだ」(マーク・チャンギージー):人の視覚の進化と特徴についての研究 人は様々な色を目にするし、きれいな服を着飾り、色鮮やかな花を愛で、夕暮れの美しさにはかなさを感じ、料理の色合いに食欲をそそられる。しかし、ヒトの目はそれらを区別するために進化したのではなく、肌を通じて血液中の酸素濃度の違いやヘモグロビン濃度... 2020.08.01 読書
読書 「隔離の島」ル・クレジオ:天然痘による隔離 フランスのノーベル賞作家ル・クレジオの作品。原題は「La Quarantaine」で、英語だとquarantine。ラテン語の数詞 "quadrāgēsimus" から派生した語句らしい。病気からの「検疫・隔離」を意味する言葉で、日本では自... 2020.07.24 読書
教授室の窓から 死への怖れ-つれづれなるままに 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は様々の影響を与えているが、私からすれば目に余るのが、医療従事者や感染者やその周囲の人々への差別的発言である。どうして人はそんなにも無遠慮なことが言えるのか、自分が感染したときに結局は関わらざるを... 2020.05.31 教授室の窓から
Mac旅 5KモニターとMac 加齢とディスプレイ 最近はテレワークという言葉も定着しているが,ディスプレイを長く眺めていると目の疲労はかなりのものになる.しかも年齢が重なるとまさに眼精疲労となる. ノートパソコンは軽くて持ち運びが便利な反面,画面が小さい.私の今の愛用機... 2020.05.30 Mac旅
教授室の窓から この至難を乗り越えるために-レジリエンスの視点から- 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が日本国内でも蔓延(まんえん)しつつある今日この頃、レジリエンスという観点で考えてみた。 といっても、心理学や精神医学の専門家でもない自分ではあるが、自分に言い聞かせるつもりで想ったことを記述する... 2020.04.06 教授室の窓から
医学・医療 サプリメントで帝王切開が大変なことになるかも! 少し仰々しいタイトルをつけたが、「万が一」のために今後、帝王切開が大変なことになるかもしれない、という危惧があったので、この投稿を書いた。 帝王切開の麻酔 一般的に、帝王切開における麻酔は、「区域麻酔」つまり、脊髄くも膜下麻酔、脊髄くも膜下... 2019.12.05 医学・医療教授室の窓から
教授室の窓から レオナルド・ダ・ヴィンチは500年前に心臓のねじれた収縮を描いていた! 最近、心臓の機能に関する文献をあさっていて、興味深い表題の論文に出会った。 Long-axis contraction of the ventricles: a modern approach, but described already ... 2019.09.29 教授室の窓から
教授室の窓から 医療における身体化 私の敬愛する偉大なる漫画家の手塚治虫氏のブラックジャックの中で、一卵性双胎だった兄弟の一人が病気になって手術を受けると、他方にお同じ部位の痛みが生じるというエピソードがあった。このような症状は、精神疾患としての身体症状の一つと捉えられるだろ... 2019.09.19 教授室の窓から