教授室の窓から

教授室の窓から

左手で飯を喰らう

食事後であまり美しい画像ではないけど。 僕は生まれつきの右利きで、バットもラケットもボールを投げるのもボールを蹴るのも箸も鉛筆もマウスも右利き。 右利きが大半のこの世の中で育ったため、文章を書くにしても、ハサミを使うにしても、すべて右手だっ...
医学・医療

航空機の機材トラブルの対処から医療安全を思う

フラップが動かない本来であれば、今は熊本城下をランニングしているはずだが、今羽田空港にいる。 一昨日、オーストリアのウィーンで開催された国際学会から帰国し、昨夕のNH649便で熊本へ向かうはずだった。 チェックインも機内への搭乗も何も問題な...
教授室の窓から

産科医という魅力的な仕事をベールで覆うのはもう止めよう

先日、若き産婦人科医に起こった悲しい出来事に対して、産婦人科関連団体からの声明のニュースが流れたのはご存じだろうか。 我が国の周産期死亡率および妊産婦死亡率は世界的に見ても相当に低い数値である。つまり、妊娠満22週以後に死産として生まれる児...
医学・医療

和製胎児鏡開発を開始!

やっと踏み出した一歩 東邦大学の産学連携本部、東京都立産業技術研究センターの皆様のご助力で、漸く胎児鏡開発が始まりました。 これまで胎児鏡とそれに関わる器具の多くはすべて外国製でしたが、これまで多くの胎児鏡治療を手がけてきた経験からより望ま...
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看取りに対する一考察 -亡き二人の父へのオマージュ-

二人の父の死 先日、義父が他界した。実父は11年前に亡くなっている。いずれも伴侶を遺しての旅立ちだった。 自分の仕事柄、親の死に目にあえないだろうと思っていたが実父と義父の旅立ちをこの目で見届けることができた。 実父の時は妻も立ち会い、義父...
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胎児の心臓機能を評価する!

International Society of Ultrasound in Obstetrics and Gynecology (ISUOG)(日本語では国際産科婦人科超音波医学会とでも訳しましょうか)のオフィシャルジャーナルである、Ul...
教授室の窓から

師からの便り

初夏と師走は、通販サイトや百貨店が賑わう季節なのだろう。 ご多分に漏れず、私もお世話になっている、あるいは、お世話になった方にささやかではあるが贈りものをしている。 といっても数人の方にご挨拶をしている程度なので、不義理は甚だしいのかもしれ...
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医学を支える無報酬の作業

「医学を支える無報酬の作業」 と題して書きますが、医学のみならず「科学全般」について言えることでしょう。 世の中には毎日数え切れないぐらいの「論文」が出されています。 私も「小さい子が数えられる程度」の論文をこれまで出してきました。 これら...
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人がヒトを選ぶということ

7月5日夜からの九州北部の豪雨による被害を案じていたとき、私が関わった双子の子供達とその家族が心配になって思いを巡らせましたことを記します。 出生前診断の目的には、「その診断をその子の将来に役立てたい」という考えがあります。私が主戦場として...
医学・医療

無痛分娩関連報道の根底にあるプロフェッショナルオートノミーの必要性

最近、上のリンクに挙げるような無痛分娩に関する医療事故報道をよく目にする。 個々の事例のことは私には言及できないが、なぜこのような報道が最近取りざたされているのか、私見(勝手な意見)を述べる。 ちなみに、時期を同じくして、過去数年間の妊産婦...